よどみなき 緑欧の風 湖西の丘から
midori-ya
花と欧風料理
<お知らせ>
2024年4月現在 実店舗での営業はしておりません。
・マルシェ出店・行商での花苗や植木苗の販売
・「1×1ガーデニング」施工
※マルシェ・行商などの予定は
facebook,instagramをご覧ください。
・「自然派花のアトリエ」フラワーレッスン・レストランはコロナの感染拡大に鑑み休業させていただいております。くわしくはこちらへ。
~かけがえのない自然の尊さを知る入り口に~
『緑欧の風のそよぐ丘の上、心地よい上質な「とき(時間)」が流れていく・・・』
自然派花アトリエとレストランロッジのマリアージュ midori-ya
私たちは10数年にわたる田舎移住の中で田園地帯での花店と農家民泊、自然農園の運営に取り組んできました。
「カントリースタイル」「ロハス」「スローライフ」「地産地消」「郷土食」「農家レストラン」「畑cafe」・・・どの言葉もしっくり馴染めませんでした。
いつも「大地に寄り添いながらも野暮ったくないライフスタイルとは?」「自然派でありながら素朴なだけではない花とは?」
「オーガニック(安全安心)を目指しつつも土臭さのないスマートなそれでいて力強い料理とは?」と模索してきました。
今のmidori-yaはそんな私たちの軌跡の端にある一つの到達点です。
*本格的な花レッスン
*petitレッスンとcafeの気軽な時間
*HERBの力感あふれる欧風料理
さらには滞在型プランも。
比良山系北端の丘の上で皆様のお越しをお待ち申し上げております。
自然の賜物、ないしは自然の一部としての花はそれ自体完成された美しさ、有様(ありよう)を持っているとmidori-yaは考えています。 文字通り種(しゅ)を後に残すため、花は美しく咲くのだと。自らは潔く枯れ、朽ちはてて行きながらも子孫を残すそんな堅い決意が本来、どの花にも在ると。だから花は美しいと。 これが私たちの信念です。 そんな花をいただいてくるのだから、少しでも大切に扱いその花が本来持っている美しさの本質、素性とも言うべきものをよく見てそれを生かす、それが「花の道」(華道ではなく)であると考えています。 ですから我々は花材を自己表現の道具素材とは考えていません。 midori-yaにお越しになったら素直な気持ちで花と向かい合い、その美しさ・エネルギー・存在感を受け取って下さい。
従ってmidori-yaでは型式や流派といったものにはとらわれないレッスンを目指しています。
参加者1人1人が可能な範囲の中で自ら花材を選び、構成も自ら考えます。
主宰は、個々の参加者がつくりたい作品を具体化する為のナビゲーターとしてアドバイスとヘルプを行いつつ、自主性を重んじるレッスンをすすめます。決して5人なら5人とも同じ完成品となることを目指し「モデル作品どおりコピーしてください。」という形のレッスンは行いません。
参加者の皆さんは自分で「感じ」自分で「考える」ことが必要となります。「~スタイルだからかっこいい」とか「~トレンドのテイストだからオシャレなはず」といったセリフはmidori-yaではありえません。
「自分でつくった」という達成感、自分の花が心からきれいだと思え「人に見てもらいたい。」と思えるような作品づくり・・・midori-yaはそんなレッスンを日々行っています。
midori-yaの花道
また市場の生花花材だけでなく四季おりおりの山採り品、更には自家農園での栽培花材も併せて、真の田園風(シャンペトルな)作風を目指します。
ただし、単にソバージュ(野性的)ならよいというものを目指すのではなく、理屈ぬきに「美しい」仕上がりを求めてレッスンします。
midori-yaにおいては日々のお客様からのご注文に応え花束やアレンジメント等をご用意する場合でも同様のことを心において心をこめて制作いたしております。
特に作風とか流派といったこだわり(帰属性)はありませんが、湖西の自然の恵みを生かしつつフランス風ののびやかなタッチの洋花。いつもグリーンを重視しています。
midori-yaは皆様に自然の賜物としての花の生命感、力強さ、そしてそこからくる美しさをお伝えするよう心掛け、上質な生花、花苗等を扱っております。キーパーは用いておりません。
プリザーブドフラワーの取り扱いはいたしておりません。
2004年より琵琶湖の西側(湖西)高島市の比良山麓で古民家を改修し、自然派の花屋「midori-ya」を開業しました。
田舎移住による自然の暮らしーオーガニックライフー実践とうわべのスタイルではない本当の田園風(自然派)の花のアトリエを目指してのスタートでした。
私たち2人とも京都の生花店で働き、一応の経験をつんだ上での開業でしたが「そんな熊の出るような山奥で花屋だの花教室だのできるわけがないんじゃないの」とか「もっと国道のそばでやった方が」という声もありました。それでも地元高島市の方々にも支えていただき徐々に御来客も増えた中、2005年5月テレビ朝日「人生の楽園」に出演。
また、同年雑誌「花時間」(角川出版)の「男性フラワーアーティスト特集」にもとりあげていただき多くの支持者を得ました。2008年10月の移転まで約4年半営業しておりました。
-第一期 midori-yaー
その後、より自然度を高めた究極の自給の暮らしを体験すべく南紀の山中、熊野古道の畔の山里でセルフビルドで木造の家を建て、農園を開拓し、体験型の農家民泊を営み、自然素材を生かした料理にも取り組み、主に京阪神からのご来訪者の方々に好評を得ました。自ら清流に赴き釣獲した天
然ものの鮎の塩焼きやモクズガニのニース風スパゲティーなどは特に人気を博しました。
-第二期 midori-yaー
midori-ya HISTORY
自然の恵み豊かでありながらアクセスも良好な湖西の地でこれまでの花と食という経験を生かしてmidori-yaの世界を築くべく2014年11月、高島市安曇川町で「田園のフローリストmidori-ya」を再OPENいたしました。
元繊維工場だった建物の一角を自分たちで改装し、パリ風の花屋を開業。
生花・花苗・花器・花雑貨などの販売や花のレッスンに加え、隣にある自家菜園では「オーガニック家庭菜園講座」も実施しました。
ー第三期 midori-yaー
2016年春からは新たに美しい丘陵の別荘地の中の山荘風アトリエ(高島市安曇川町)に移転し花屋に加えて欧風料理レストランロッジmidori-ya山荘をopen。自然派の花レッスンと南仏風のハーブ料理を交えた「花の旅」プログラムをスタートいたしました。
2017年春からはmidori-ya周辺の森を散策しながら花材を採集する「自然派花レッスン」などより自然を感じられるレッスンを行っていきます。
―第四期 midori-yaー